「れいわ一揆」「おかえり ただいま」

昨年夏の参院選で注目を集めた「れいわ新選組」の候補者たちを追った「れいわ一揆」。闇サイトで知り合った男3人が金銭目的で若い女性の命を奪った「名古屋闇サイト殺人事件」の深層に迫る「おかえり ただいま」。9月に全国公開がはじまったドキュメンタリー映画2作は、日本の今を問う注目の作品だ。(栗原佳子)

昨年4月に旗揚げしたれいわ新選組は、3カ月後の参院選で非正規労働、原発など社会問題化している分野でそれぞれ当事者を擁立。228万票を集め2議席を獲得した。
この選挙戦に密着したのが、「ゆきゆきて、神軍」(1987年)などを世に出した原一男監督。女性装の東大教授、安冨歩さんと出会い、安冨さんを中心に個性豊かな候補者たちを追った。「どの言葉も訴求力に満ちていた」という。

「今だからこそ旬の映画だと思う」と話す原監督

「今だからこそ旬の映画だと思う」と話す原監督

それから1年。山本太郎代表の東京都知事選出馬、参院選候補者の1人による「命の選別」発言、別の候補者の離党などが相次ぎ、れいわも揺れた。「1年経った今こそ、あの夏の熱狂を問う意味があると思う。何かが変わると信じた自分を信じ、自身の『一揆』は何か考えてほしい」。大阪・第七芸術劇場などで公開中。全国で順次公開。

1

2
「新聞うずみ火」の年間購読は下記からお願いします

関連記事



ページ上部へ戻る