カテゴリー:空襲
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新型コロナウイルス禍で迎えた戦後75年。2歳の時に明石空襲で両親を亡くした小林弘さん(77)=神戸市西区=の記憶に耳を傾けた。
JR明石駅から車で北へ6分ほど。兵庫県立明石公園の北側を切り開いて造成した墓地「玉津南…
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京都市山科区の笠原寺(りゅうげんじ)に大阪空襲で亡くなった人を弔う慰霊碑がある。「大阪大空襲の体験を語る会」が1980年に建立したが、高齢化でお参りする会員もいなくなり、語る会は3月末に解散した。コロナ禍の戦後75年、寂…
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一夜にして1860人が犠牲になった「堺大空襲」から75年目を迎えた7月10日、堺市堺区にある「市戦災殉難之地」の碑の前で空襲犠牲者殉難地追悼会が開かれ、小雨の中、市民ら80人が犠牲者の冥福を祈った。 (矢野宏)
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「大阪大空襲の体験を語る会」が3月末で解散する。大阪の主婦が「空襲の記録を残そう」と呼びかけて半世紀近く、会員の減少と高齢化で活動そのものが困難になったため。代表の久保三也子さん(90)=大阪市福島区=は一抹の寂しさを感…
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全国各地で空襲を語り継ぐ活動をしている人たちが集う「第49回空襲・戦災を記録する会全国連絡会議・山梨大会」が8月31日と9月1日、甲府市の山梨学院大で開かれた。21都道府県から参加した約100人が甲府空襲の体験者による講…
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敗戦から74年。戦禍を生き抜いた人たちの高齢化が進むなか、その「記憶」を「記録」にと、この夏、空襲で甚大な被害を受けた岐阜県大垣市と広島県福山市を訪ねた。(矢野宏)
大垣市は濃尾平野の西側に位置し、水陸交通…
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74年前の7月10日に堺市を襲った「堺大空襲」で母と弟を亡くした浜野絹子さん(79)=大阪府茨木市=は語り部活動とともに、公民館の教室などで絵手紙を指導している。生徒たちと年1回、展示会を開いているが、2年前に「政治信条…
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「空襲だ、空襲」
近所の大人たちが叫んでいる。着のみ着のまま飛び出すと、「ドドーン」という爆撃の音が轟き、那覇港で黒煙と炎が上がった。
11944年10月10日の朝、沖縄本島の東、約280キロ沖に米軍艦隊24…
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太平洋戦争末期、8回を数える大阪大空襲で最も凄惨な無差別攻撃と言われる第3次大空襲から74年となる6月7日、旭区の城北公園にある「千人塚」近くの常宣寺で慰霊法要が営まれ、遺族や地元住民ら約70人が参列した。 (矢野宏)…
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