特集「大阪ダブル選」 「都構想」に決着を

任期途中の辞職表明に伴う大阪府知事選が3月21日、大阪市長選が24日告示された。知事選は、自民党、公明党府本部が推薦する元副知事の小西禎一氏(64)と大阪維新の会政調会長で前市長の吉村洋文氏(43)、市長選は自民党、公明党府本部が推薦する元市議の柳本顕氏(45)と大阪維新の会代表で前知事の松井一郎氏(55)が立候補した。「維新」対「反維新」の一騎打ち。大阪市を廃止し、特別区に再編する、いわゆる「都構想」の是非が最大の争点となりそうだ。4月7日に投開票される。

「都構想」の賛否を問う住民投票のスケジュールをめぐり維新と公明党が対立。松井氏、吉村氏は出直し選で当選しても今年秋までの任期で再び選挙になるため、ポストを入れ替えて出馬するという「奇策」に出た。
2015年5月に実施された住民投票では「反対」が上回り、「都構想」は否決。当時の市長、橋下徹氏は政界を引退した。
今回のダブル選で小西氏、柳本氏は立憲民主党府連や共産党の自主支援、国民民主党府連の支援、連合大阪の推薦を受けて選挙戦に臨む。「都構想」議論に決着はつくのか。問われるのは維新政治そのものである。
(栗原佳子、矢野宏)

 

 

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